秋葉神社
国道6号線から少し曳舟側に入ったところに、秋葉神社という小さな神社がある。
「考証 江戸を歩く」という少し古い本に書かれていたので散歩がてら立ち寄ってみた。墨田区周辺は私の実家のある埼玉などとは違い、江戸時代から沢山の人が生活をしていたので、神社や仏閣などが数多い。この神社も今となっては目立たないが、江戸時代には火の神として信仰を集めていたとのこと。
国道6号を挟んで反対側は「鳩の街」と呼ばれるところであり、そこを突っ切ったところは向島の花街になる。少し下った東向島の辺りは昔は「玉の井」と呼ばれていた私娼街があったことは聞いていたが、鳩の街は終戦後に玉の井から移った私娼街だったというのは最近まで知らなかった。田舎者の私からすると、本当に墨田区周辺の歴史はディープだと感心してしまう。