書籍
この本は「貧困大国アメリカ」の著者による、いわゆる「オバマケア」などアメリカの医療改革に関するルポである。書かれていることがアメリカ医療の現実そのものだとは思わないが、どのくらい現実に即しているのだろうか。話半分くらいだとしても、アメリカ…
まだ読みかけの本ではあるけれども、そこそこ長いので途中で少し備忘メモを書いておこう。 英国人のライターが書いたもので、現代における様々な依存症に関して興味深い洞察をしている。依存症といえば、酒、ドラッグ、ギャンブル、あるいはセックスなどが代…
福島論で著名な社会学者の開沼博氏の新刊。 開沼氏の本やインタビューなどは前にも何度か読んだが、個人的には結構チクチクと突き刺さるところがある。3.11の衝撃があまりにも大きかったので、私自身は福島、あるいは原発そのものに関する問題に対して感…
発行されたのは一年近く前であるが、最近この本を読んだので感想を少し書く。 本書は消滅した三洋電機とその社員について記録したものだ。私は三洋電機と同じ電機業界に属する会社に勤務していたので、この10年余りの激動期を遠目には見ていた。しかし、当時…